働き方の損益分岐点を読んで考えたこと。

人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点という本を読みました。著者は木暮太一先生です。

マルクス経済学と金持ち父さんを絡めた内容になっています。今でこそ多くの人が同様の内容で発信をしていますが、最初にこの内容を知った時はまさにカルチャーショックでした。

今日はそんな人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点を読んだ感想を書いてみたいと思います。

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

この本の元になった「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)」という本があるのですが今から11年前2012年に読んでいました。

2012年5月に購入していました。

この2012年に読んだ衝撃はぼくの仕事の仕方に大きな影響を受けました。内容については頑張り方を間違えてしまうと大変なことになるよってものです。

10年ぶりに加筆修正された同じ本を読む

小説も学生時代に読んだ本を読み直すと新しい発見があって面白いですがビジネス書も同じく面白かったです。

今回はKindle Unlimited対象でしたので無料で読ませてもらいました。キンドルアンリミテッドは愛用しています。1000円で読み放題なら入っておいて損はないです

ラットレースに巻き込まれてはいけない。利益を出すには売上を伸ばすがコストを減らすか

なぜ、ぼくたちの給料は安いのでしょうか。なぜ、課長や部長の給料は高いのでしょうか。最初の答えをくれたのがこの本でした。

答えは明日も元気に仕事に行くため(労働力の再生産)の分が支給されているからです。

資本主義社会では給料がアップすれば楽になるなんてことはないし、頑張ったら頑張った分だけノルマが増えていくものです。そうラットレース。

年収1000万円になっても激務だけが残る。部長はいつも苦しそうだ。

この本での答えは土台を作ること。自己内利益を増やすこと。

ビジネスの基本は利益を出す(売上が経費より多い)ことです。

1000円のお小遣いで1000円分遊んでしまったら利益は残りません。1000円を2000円にするには倍の時間働く(売上を増やす)必要があります。

頑張って働いて2000円を手に入れても頑張って働いたので疲れてしまいました。明日の元気に仕事に行くためには栄養ドリンクを飲む必要があります。

また2倍も働いたのでストレスが多くなりました。ストレス発散のためにカラオケにも行きました。

そうすると、頑張って2000円稼いだのに2000円を使ってしまい利益は結局0円のままです。

そして1度上がった損益分岐点はなかなか下がりません。

頑張らないで2000円を稼ぐ方法を考える必要経費がかからない(精神的苦痛を感じない)仕事をすると良いですね。