村上春樹著「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んで考えたこと

久しぶりに村上春樹の小説でした。

村上春樹は大好きです。小説は全部読んでいるし翻訳本も多くを読んでいます。

10年ぶりくらいに読みなしたけど村上作品の中で記憶に残っていない作品だったのにマイライキングの上位に入ってきた。

40歳になって自分の感性が変わってきたのもあるでしょう。

4人の色をもつ友人と色を持たない多崎つくるの関係性。2歳年上の彼女えり。消えた灰田。

こんなこともあるよね。人間だもんね。高校生からの友人と交流が皆無な自分とリンクする内容になっていました。

高校時代を思い出して海辺のカフカを読み直しています。15歳の僕に深い感動を与えてくれた15歳の少年田村カフカ。

昔の音楽が楽しいように昔の小説も楽しいのかもしれません。