医療事務でもストレスチェックは毎年行います。
今年も厚生労働省のストレスチェック制度のために院内でもアンケートのようなものが配布されました。
このストレスチェックと言う制度について良いのか悪いのか。ぼくにはわかりません。
でも、病院という職場では通常の企業と性質が変わってくるのではないかと考えています。
病院でストレスチェックに引っかかったら産業医であるので自院の医師と面談することになりますからね。
いろいろと筒抜けになりますw
他にも小さな職場などでは完全に匿名で対応するのは難しいのではないでしょうか。
病院で個人名を書かせる時点で本当の心理を探るのは無理かな。
今日はそんな医療事務とストレスチェックについて考えことをまとめてみます。
医療事務とストレスチェック。必要なことは本当のストレスをチェックしているかという判断のはず。
だいたい、職場に不満を持っている人がアンケート形式のチェックリストで悪い事を書くとは思えません。
悪い結果(高ストレス)だと産業医による面談が就業時間内に必要になるそうです。
ただでさえギスギスしている職場なのに、就業時間内に面談しているなんてことになったら、ますます立場が悪くなるじゃないか!
ユルフワのホワイト病院であればそもそも悪い結果になることもないでしょう。
悪循環ですね。
本当はストレスチェックなんてやる必要のない社会が一番なんですけどね。
暗い雰囲気の職場はやめたい。真面目すぎるのはやめたい。
まずはストレスチェックの概要です。
ストレスチェック制度
平成27年12月より施行のストレスチェック制度は、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、検査結果を集団的に分析し、職場環境の改善につなげる取組です。
ぼくの知っている病院で働いているとある上司はとても怒りっぽい人です。
スタッフが話をしていたりするとイライラするタイプの人間で急にキレたりします。なので働いているスタッフはお通夜みたいな空気の中で仕事をしています。
あー怖い!!
その上司が会議などで不在の時は明るい職場が戻ってきます。
必要以上のおしゃべりは悪いかもしれませんが、ある程度の息抜きは必要でしょう。そもそも8時間も続けて集中することなんか不可能ですからね。
サッカー選手だって試合中ずっとダッシュをすることはできません。歩いたり立ち止まったりしてチャンスの時には猛ダッシュします。
少なくとも8時間集中することはぼくには無理ですw
全員が向上心を持って仕事をする事をやめたい。
この上司についてもう少し考えてみましょう。
このようなタイプの人は向上心が無い人や自分で勉強できない人が嫌いなのでしょう。診療点数早見表を読まない人や、いつまでたっても質問ばかりの人には厳しいです。
もしくは上司の上司からのノルマやプレッシャーも多いのでそのストレスを下に向けて発散しているどうしようもない人なのかもしれません。
いずれにせよ、こんな人はできる限り離れておくことが正解です。
できることなら転職をしてもいいとさえ考えています。
嫌な人の元で働くことほど悪いことはないと考えていますからね。
そもそも医療事務の仕事で向上心を持ち続けるって難しいです。医療事務なんて大半の仕事が患者さん対応(受付)やカルテ関係です。
いつも刺激的で感性豊かな仕事ではありません。スタッフの中には残業なんてしたくないし、向上心なんてありません。って人もいます。
仕事は職場に迷惑がかからない程度にはやりますがそれ以上は家族や自分の時間を大事にしたい。って人です。そんな人を認めてあげる事が今後の働き方には必要だと思っています。
仕事はつまらないけど会社は楽しい。
簡単にまとめてしまえば、この言葉になります。「仕事はつまらないけど会社は楽しい。」これって最高なんじゃないかと考えているわけです。
転職して医療事務を選択している時点で「やりがい」とか「自己実現」とか言ってもウソなんですね。
医療事務は患者さんからクレームが入るし、病院内では身分が低いし良いことありません。ならば、医療事務の仕事は苦痛だけど職場は楽しい方が幸せですからね。
面接で医療事務はつまらないけど病院は楽しいよ。って言えるようにしていきたいと思っています。
本日のまとめ
ぼくは上司にも嫌なもは嫌だ!と言えるし、意味不明なものに対しては意味不明。と言えるタイプなので、そこまでストレスチェックに引っかかることはありません。
いつも「問題ありません」みたいなコメントになって終わりです。
でも医療事務はメンタルヘルスが問題で退職する人も多い職場です。
ぼくはこのストレスチェックで本当にストレスチェックができているのかわかりませんが、上司として人間として若い芽を潰していないのか、職場環境は良好なのか考えるいい機会として捉えています。
いい職場が増えると良いですね。