医療事務で住宅ローンを組んだよ!専業主婦家庭でも家を買った理由と考えたこと。

住宅ローン 将来のお金

医療事務の人は低い年収がネックとなって住宅ローンに苦慮している人がいるかもしれませんね。

そもそも医療事務のような年収でも銀行はお金を貸してくれるのでしょうか?住宅ローンを組むことは可能なのでしょうか。

結論から書いておけば医療事務でも住宅ローンを使うことは可能です。普通の会社員と変わることはありません。

医療事務として働きながら家を買ったぼくが住宅ローンを組むときに考えたことや実際に体験したことについて書いておきたいと思います。

医療事務で年収の4倍の住宅ローンを組みました。そもそもこの時代に家を購入することのリスクについて

ぼくは年収の約4倍の住宅ローンを組むことにしました。

築10年くらいのワケあり物件を指値でブッコミました。地域相場の4割くらいは安かったです。

具体的には書くことはできませんがw

住宅ローンが払えなくて困っている人が不動産屋に売却依頼をしたところで上手いことをやった感じです。競売寸前。

このへんについては多くの書籍が販売されているので参考にしたらいいです。

あとは住宅診断を入れて問題点を洗い出しにしました。何点か問題がありましたので修繕費用として値引きをしました。

住宅診断は15万円くらい必要ですが200万円くらいの値引きに成功したので価値はあったなと考えています。

で、この時代に家を持つことのリスクについて考えてみたいと思います。

同じ場所に住み続ける?親の家をみて考えてみよう。

ぼくはこの結論はNOです。同じ場所に住み続ける可能性はありますが、今から30年後にも同じ場所に住みたいと思えるかどうかはわかりません。

今はキレイな家も30年後はそれなりにダメージがあります。10年毎に大きなリフォームも必要です。そのためにはお金も必要です。

現在の親の家を考えて見ましょう。どうしても設備などは新しい家がいいでしょう。

なのでぼくの理想は60歳くらいでもう一度不動産を購入することです。そんなときに引っ越しできる余力が必要なのです。

もしかしたらそれ以前に仕事や家庭の都合で引っ越しをするかもしれません。

建売の新築一戸建ての恐怖。買った途端に中古になり価格下落。手放せないような場所に買うこと。

これは考えれば当然のことですが、新築物件は誰かが購入した後は中古物件になります。

ぼくは上記のように引っ越しをすることを前提に考えていましたので、途中で売っても損失がないようにすることを心がけました。

建売住宅の新築利幅についてはここに書くまでもありませんね。

それでもみんな新築の家がいいんだ。ぼくには不思議ですけど。

地域相場よりも大幅に安く購入したこともあり、仮に来年には売ろう!と考えても売った値段よりも高く売れる可能性も十分にあります。

売らないしても賃貸に出すことができるような需要がある地域にしました。

そもそも住宅ローンを組んでいるときに賃貸に出せない可能性もあります。

転勤などで同じ家に住み続けることができなくなる可能性もありますね。

しかし住宅ローンは個人が住む家に対するローンなので貸し出す場合は別のローンが必要になります。そもそもNGの銀行もあります。

詳しくは借りようとする銀行と相談する必要があります。

妻の収入をあてにするようなことはしなかった。

そもそも専業主婦なので借りれるあてもありませんでしたw

しかし、今後も専業主婦でいる可能性はわかりません。バイトには行かないでしょうけどね。

ダブルローンはそれなりに怖いですよ。どっちかが失業するかもしれません。最悪は離婚するかもしれません。

この辺りは適当にググってもたくさん出てきます。

住宅ローンは年収の6倍くらいならOKでした。だけど注意が必要!!

最初は住宅ローンについて何も知らないので銀行の住宅ローン相談会みたいなものに行ってみました。

家買うんでお金貸してください!!餅は餅屋ってやつです。

多くの書籍ねネットの情報もありますが最終的にお金を貸してくれるのは銀行です。銀行が貸してくれなければ家を買うお金はありません。

まぁ、銀行にしてみればカモがネギ背負って来たようなもんですね。親切に教えてくれました。みんな優しいですよ。

長期間にわかり利息分を支払ってくれる顧客になる可能性があるんだから当然ですね。

そこで簡単な情報をもとに話してみたら銀行からは2200万円くらいならいいですよと言われました。

この2200万円という数字は当時の年収350万円の6倍です。

なので、2200万円+貯金300万円=2500万円の家は買えるんだと安直に思っていました。2500万円あれば郊外に戸建ての新築も手に入るではありませんか。

マンションか戸建てかとウキウキしながら住宅サイトを見ていました。

まぁ、350万円で2200万円の住宅ローン組んだらダメですよ。家計は火の車になる事が判明

住宅ローンを2200万円(固定金利2% ・ 35年ローン)では、毎月72,877円の支払いになるそうです。うんうん。これくらいなら今の家賃+αなので許容範囲。

なんて銀行は言ってきます。不動産屋も甘い声で言ってきます。無知でウブなぼくも問題なく買えると思っていました。

でも落とし穴がありました。

この2200万円という金額はあくまで銀行に支払うお金です。マンション買うとその他に管理費や修繕積立金がかかります。戸建てでもその分の貯蓄が必要になります。

そうすると危なくなりますね。

手取りが20万円ちょっとなのに、毎月7万円の住宅ローンに加えて管理費や修繕費を支払います。

さらに固定資産税や保険や車や駐車場を考えると明らかに危険水域です。

ボーナスを考えていないのでボーナス払いを入れる等やりくりすれば支払い可能なレベルなのですが、何かあった時の手持ちが非常に乏しくなります。

本当にここまでして住宅ローンを組む必要がある?と考えるようになりました。

住宅ローンにプラスして3万円くらいは余裕を持って置くことが必要です。

家を買うと住宅ローン以外にも必要なお金がたくさんあります。

マンションなら管理費や修繕費は強制的に必要ですし室内のリフォーム代は別途用意しておく必要があります。戸建てでも強制的に管理費や修繕費は必要ない代わりに自分で貯めておく必要があります。

屋根や壁の塗り直しは10年で100万円くらい必要ですし保険料も必要です。

地震保険高い。最初の方は家も新しいので修繕費はそこまで必要ないでしょうけど築年数とともに修理が必要になってきます。固定資産税もありますしね。

毎月支払う住宅ローンの金額以外にプラスで3万円くらいを支出として考えておけばいざって時に慌てないでも対応できるでしょう。

金利は2パーセントで計算しましたが変動金利もあるし方法はいろいろあります。

実際には35年固定で1.3%くらいでした。

銀行の言う通りの金額を借りると大変な事になります。

銀行は回収する見込みのある範囲で最大限に貸したいんですよね。

そうすれば利息分が増えて銀行の収益になります。それが商売です。ぼくたちの生活についてなんて知る由もないです。

ローンが払えなくなったら家と土地を回収するだけです。

350万円の年収で2200万円の住宅ローンは貸してはくれるそうですが大変なことになります。22万円の手取りで10万円近くが固定費になるのはどう考えてもバランスシートが崩れています。

ではどうしたらいいんでしょうか?

一番良い方法は毎月の支払額を減らすには借入金を減らすことです。2200万円ではなく1800万円を借りて同条件なら59,627円となり余裕が出てきます。住宅ローンって奥が深いですね。もう少し勉強してみます。

しかも銀行ってたくさんあるしどこの銀行で借りたら良いかわからない!なんて人も多いでしょうね。そんな時は【住宅本舗】まずはシミュレーションからみたいな一括サービスを利用するのも一つの手です。

医療事務でも住宅ローンは可能でした。本日のまとめ

ここまで書いた通り医療事務でも住宅ローンは可能でした。

そして基本的には病院勤務の医療事務なら年収の6倍程度は貸してくれます。

もちろん年収の6倍はひとつの目安になります。実際は勤続年数や働いている病院規模、購入する土地や物件などさまざまな条件が組み合わさって決定されます。

最悪支払い不能になっても回収の見込みがある土地や建物なら年収の7倍でも貸してくれるでしょう。逆に辺境の資産価値にならないような場所だと3倍でも貸してくれないかもしれません。

ぼくは年収の4倍しか借りませんでした。当時の年収350万円の4倍なので1400万円くらい。頭金には300万円を入れましたので1700万円になります。

上記に書いた通り、ちょっと特殊な方法で安く買ったのでお得な感じもします。

新築建売が3000万円〜くらいの地域なのでこれだけ安く買っておけば売るときも買った値段と同じくらいで売り出すことが可能です。

中古物件の値段はあってないようなものだから行ける!と思えばしっかりと値引き交渉や指値を入れてもOKです。