個人的にはNHK受信料を年払いで支払っていますが病院や介護施設にはたくさんのベッドがありますよね?
ニュースで東横インが19億円を支払うことになりました。
ここで気になったのが病院は病床分のNHK受信料を支払っているの?そもそも病院はテレビカードがある理由は?なんて疑問が出てきました。
なので今日は病院や介護施設でNHK受信料を支払っているのか調べてみました。
となりました。
それではいってみましょう!
NHK受信料について話題に。N国と東横インの話題について
最初にN国(NHKから国民を守る党)が2019年の参議院選挙で議席を確保しました。
この件について良し悪しは別にして大きな出来事です。ネットでは定期的にNHK受信料について問題提起されており、中には納得できる意見があることも事実です。
つまり現在のNHK受信料ついて現代の常識と相違しているわけです。
もう一つは東横インがNHK受信料を19億円支払うニュースです。
これはホテルの部屋数に応じてNHK受信料を支払うことになった2014年以前の受信料について支払いが命じられたものです。
2014年以降は全部屋のNHK受信料を支払っています。
ここで病院ではNHK受信料を支払っているのか疑問になりました。
病院ではベッド数のNHK受信料は支払っていません。
最初に東横インの例で考えると病院も病室ごとにNHK受信料を支払う必要があります。
しかし病院では病室ごとにNHKの受信料を支払っていません。
これは病院のテレビはテレビカードを利用して患者さんがテレビ料金を支払う仕組みになっているからです。
NHK受信料を払うべき対象者はテレビ(受信設備)を「設置した者」です(放送法64条1項)
つまり病院のテレビは外部からレンタルしているのでリース会社が支払うことになっています。
一般社団法人 病院テレビシステム運営協会というところが一括して管理しているのでお世話になっている病院も多いかもしれません。
10年ほど前にNHK受信料の40億円を支払うだのとニュースになったのですがその後の決着については確認することはできませんでした。
病院は東横インのように全テレビ分を支払っているのではない
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/chousa/kohei_futan/pdf/070727_2_si3.pdf
新たなNHK受信料契約システムについて 平成19年7月27日 テレビシステム運営協会
ちょっと古いですが情報がありました。
これを東横インのように全額支払いなさい。
とNHK側は言ってきたのです。
病室にテレビがあるなら支払わないとダメです。全部払いなさい。(NHK)
それに対してこれは困る。大赤字になります。とテレビシステム運営協会が反論したものです。
大赤字になるし、診療報酬の観点からも無理じゃない?やめて!!(テレビシステム協会)
と言いつつ。もう少し支払うから妥協点を探しませんか?と提案しています。
これくらいなら赤字にならないで支払えますよ。どうでしょう?(テレビシステム協会)
この後の結果についてはググっても発見できませんでした。
どうなったのでしょうかね。詳しい人がいたら情報を求めます!
介護施設でも全テレビ分のNHK受信料は支払っていません。
介護施設では全く別の理由でNHK受信料を支払っていません。介護施設に限らず生活弱者に対する徴収は行なっていません。
具体的には、
- 生活保護
- 障がい者
- 福祉施設等入所者
- 社会福祉施設等
- 学校
などがあります。
詳しく知りたい人はNHK公式サイトの「日本放送協会放送受信規約における放送受信料免除の基準」をどうぞ(https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/exemption_1.html)
この福祉施設の中に、特別養護老人ホーム・介護老人福祉施設・小規模多機能型居宅介護事業などが含まれています。
事務所などは支払ってますので全額免除になるわけではありません。
本日のまとめ。
この記事を書くにあたり現在のNHK受信料についての意見を読みました。
ぼくの意見としては
- NHK受信料は支払っているし今後も支払う
- 子供がいると教育テレビに感謝している
- しかし、最近の強引な徴収方法は問題提起されるべき
- ワンセグやカーナビまでも狙っているのはどうか
- 見たくない人や(支払なし)は見れないようにする
- それでも契約したくなるような番組を作るべき
- 全員支払うならもはや税金なので別方法で徴収
などがあります。
たしかに地上契約でさえ年払いで13,990円(月額換算1,165円)は高いと感じる人も多いでしょう。
アマゾンプライムなら年4900円(408円)でお急ぎ便もビデオも音楽もあります。
NHKに月1000円支払うならNetflixやHuluやyoutube広告無しを契約した方がいい。なんて意見もわかります。
コストパフォーマンスを考えると割りに合わない人もいますからね。
ぼくだって独身で残業多めの自宅には寝るために帰ってくるみたいな生活だったら無条件に月1000円以上を取られる意味は考えてしまいます。
いまのところNHKと裁判しても無双状態が続いていますが、ネットからの民意やN国などから波が変わってくるかもしれませんね。
病院や介護施設ではNHK受信料を支払っているのか気になったのでまとめてみました。