長所と短所は表裏一体なので長所がわからない人は短所を考えるのがいいですよ。

採用面接を行っていると面接時のセリフとして「長所はなんですか」みたいな質問は定番です。採用の面接で聞かれた人も多いのではないでしょうか。

この質問に大きな意味はないのですが(自分の性格についてどのように話をできるかをみているだけなのです)自分の長所を知っておくことはとても良いと思います。

ビジネスの世界では全部が75点のオール4タイプの人よりも100点もあれば20点もあるタイプの方が伸びる可能性は圧倒的に高いです。

ビジネスは分業で行うので自分一人で全部を行いません。なので100点が取れる自分の得意な分野で勝負するのはとても大事ですね。

ぼくは人とコミュニケーションをしたりするのは得意です。仕事上で必要な他部署との調整などもわりかし上手にできると思います。しかし、その逆でひとりで黙々と作業をするのは苦手です。

つまり長所と短所は表裏一体なんですね。

  • 長所:アイスは甘くて美味しい=砂糖が入っている
  • 短所:アイスを食べると太る=砂糖が入っている

一例ですがこんな感じです。

アイスは砂糖が入っているので食べると甘くて美味しいけど太る

こうやって考えていくと自分の長所がわからないという人は短所を考えてみると良いのかもしれません。

光があるから陰がある。陰陽。表裏。前後。上下。

さらに踏み込んで考えてみると、自分の長所が最大限に生きる場所に身をおくことが大事になってきますね。

そうやって考えると自分の長所を活かせるには長所を活かせる場所にいるのがとても大事です。

上記のアイスの例にしますとアイスは甘くて美味しいのが長所です。つまりアイスが活かせる場所というのは甘くて美味しいものが必要とされている場所です。

そんなのわからないよ!という場合はアイスが必要とされていない場所を考えてみましょう。

例えば、減量中で試合直前のプロボクサーに甘くて美味しい砂糖たっぷりのアイスを持っていっても、そんなのいらないよ!と言われるでしょう。

話を強引にまとめると、太ることを避けている場所(スポーツジムなど)とアイスは非常に相性が悪いことがわかります。

文章として書くとあまり伝わらないかもしれませんがアイスを自分や友達に置き換えるとわかりやすくなるでしょう。

アイスが悪いのではなくてアイスの置き場所が悪いだけ

よく「自分は○○が苦手なので□□をして克服します」なんて話を聞きます。

苦手分野に対して克服するよりも上記のアイスのように苦手分野を把握して長所分野で勝負した方が良いでしょう。

自分が輝けないのはスポーツジムの前でアイスを販売しているだけなのかもしれませんね。スポーツジムの前ではなく女子校の前なら同じ商品でも需要は全く違うものになるでしょう。

例えでアイスとしていますが、スマホでも、ラーメンでも、車でも同じ。

もちろん自分を磨いて良い商品になる努力を続ける必要はあります。しかし自分が売れる場所と方法を知っておくことで努力する方向性を見極めるのはとても大事ですね。

お互いに頑張りましょう。