1ヶ月前にソラストの株を購入しました。1140円。
そこから上がったり下がったりを繰り返してはいますが基本的には大きな変動はなく落ち着いた値動きをしています。
そして5月9日は19年3月の決算発表がありました。
ソラストやニチイ学館などは医療介護業界で働いている人は株価のチェックをしておくことで市場の評価や今後の流れを判断する材料になりますね。
で、ぼくはソラストの株を100株だけ買ったので決算について研究して見たいと思います。
基本的には以下のIR情報を参考にしています。
ソラスト2018年3月度。決算のまとめ。
決算というと難しいイメージがありますよね。
ぼくも全然わかりませんw
なのでネットで情報を確認しながら決算書を読み込んでみたいと思います!
何事も勉強ですからね。
それでは確認していきましょう!
ソラストの決算は良かった。業績は右肩上がり。
最初に大きな結論から!
ソラストの2018年度の決算は
☆ 6年連続増収増益
つまり、業績は順調に進んでいた!!ということになります。
医療介護業界はまだまだ順調に伸びる業界ですが、13%増収は素晴らしいですね。
前年度は74,329百万円に対し今年度は84,251百万円になります。
ちなみに業界最大手のニチイ学館は1.5%でしたのでパーセンテージで言ったらソラストの方が勢いがあります。
【参考資料:ニチイ学館の業績】
営業利益も前年度比+20.1%と高水準になりました。
営業利益とは会社の本業からの収益のことです。
ソラストなら
- 医療:医療事務受託、人材派遣
- 介護:デイサービス、老人ホーム
- 保育:保育園
- 教育:医療事務講座、福祉系講座
などのことを言います。
前年度は4,188百万円に対し今年度は5,030百万円になります。
以下、何もなければ数字は百万円を省略します。
営業利益の内訳(前年比)
- 医療 :+6,105(+504)
- 介護 :+1,704(+788)
- 保育 :+164 (+33)
- 教育他:△2,944(△485)
- 合計 :+5030(+841) 20.1%
ソラストの2019年度はどうなる?決算から読み取る今後について
ソラストの2018年度は良かった!
では次の2019年はどうなるでしょうか。
基本的には同じペースで成長を続けていくと考えています。医療事務受託については大きな成長は見込めません。介護事業がどれだけ大きくなるかにかかってきます。
決算書からも医療事務受託は成長率3.3%です。
病院で働いているぼくらならこれはある程度納得のできる成長率ではないでしょうか。
医療事務受託というのは、当たり前ですが病院から依頼があって受託されるものです。そしていくらソラストの営業が頑張ってもいきなり全部の病院が医療事務を委託事業に切り替えることはありません。
新規で病院が建設されれば可能性はありますが、病院というのは許可制なのでむやみに病床数を増やしていくことはできません。
つまりソラストが今後も成長していくためには他の事業にも手を広げる必要があります。
具体的には介護事業になります。
個人的には2019年度については予定に近い数字になる可能性は高いですが、その後については疑問点もあります。
介護事業についてはソラストだけが狙っている市場ではありません。ニチイやツクイなど上場している大手企業はもちろんのこと、医療法人などが運営している老健や特別養護老人ホームなどもライバルになるでしょう。
つまり2025年に向けてどれだけ種まきができるか。となります。
本日のまとめ。今後の株価について。決算発表翌日の株価はマイナス51円(-4.49%)
決算発表があった翌日5月10日の株価は−51円(4.49%)でした。
決算が良好だったのに下がりました( ; ; )
ニュースを探しましたが具体的な原因は見つけることができませんでした。決算良好、来年度の業績予想も良好だったのにマイナスになる。
プロの投資家には来年度の予想が甘すぎると判断したのでしょう。それか別の銘柄を確保するために売ったのでしょう。
どちらにせよ、決算が良好だったが下がったのは事実です。
ぼくはもうもう少し保有しておきます。配当も増えましたからね。
今後も継続して勉強していきます。
コメント
[…] […]