海外でスマホ使用!プリペイドSIMを日本で設定できるから超便利。【15日間4GBデータ定額】AIS Sim2Fly Sim の感想

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母(70歳)がヨーロッパのイタリア旅行に行く予定になりました。場所はミラノからモデナ周辺です。そんな母から

旅行でiPhoneが使えたら便利よねー。地図や翻訳もあるし検索もできるじゃない。このスマホは使用できるの?

と相談がありました。

今日の結論としては

  • DMMモバイル(楽天モバイル)で格安SIM契約中
  • SIMフリーiPhoneXRを使用
  • アンドロイドスマホをモバイルルーターとして使用
  • 【15日間4GBデータ定額】AIS Sim2Fly Simをアマゾンで購入
  • 日本で設定をしてイタリアで問題なく使用できた
  • 速度も十分に早くてびっくりしたよ

こんな感じになります。

本当は iPhoneに直接AIS Sim2Fly Simをさして使用するのがベストなのですが、70歳の母にはちょっと難しいのでこのような形になりました。

結果としては海外で普通に使用できたようでよかったです。Androidスマホをモバイルルーターとして使用したので一緒に旅行した友達にも恩恵があったようです。

それではもう少し詳しく書いておきます。

大前提。70歳の母親が海外でスマホを使用するのはとてもハードルが高い。簡単なことじゃない。

今回の方法は普段スマホ使いに慣れている人や自分で格安SIMを契約している人にとっては最適の方法ではありません。もっと安くて快適な方法も多々あります。

しかし70歳の母はスマホの契約も自分で行っておらず子供夫婦が代理で格安SIMのDMMモバイルを契約しています。

スマホについても娘と同じiPhoneを使用していれば操作方法などを相談できるから。という理由です。

70歳の母が海外でスマホを使用するには

ドコモなどのキャリアで国際ローミング、モバイルルーターやスマホをレンタル、現地でプリペイドSIMを購入して自分のスマホに差す、事前にSIMカードの設定をしたスマホ(ルーター)を渡す。などがあります。

ドコモなどキャリアの国際ローミングはとても便利ですが、キャリアで契約していることや値段がメチャクチャ高いので裕福層の特権となります。

普通に知識がある人ならモバイルルーターなどを空港でレンタルするのが値段とのバランスが良いと思います。面倒くさくないし確実に使用できます。

現地でプリペイド SIMを購入するのは上級者。購入した後にアクティベーションしたり一手間あります。一番安いですけどね。

どれも70歳の母にはハードルが高い。今回は友達5人で旅行なので空港でレンタルして説明を受ける時間も無いかもしれない。説明を受けても使えないかもしれない。

ということでアマゾンで便利な商品を発見したのがAIS Sim2Fly Simになります。これなら余っているandroidスマホをモバイルルーターがわりにして自分のiPhoneは持っていくだけでそのまま使用できます。

  • ドコモなどのキャリアで国際ローミングを使う:高い
  • モバイルルーターやスマホをレンタルする:操作方法やレンタル方法が煩わしい
  • 現地でプリペイドSIMを購入して自分のスマホに差す:そんなの絶対に無理
  • 事前にSIMカードの設定をしたスマホを渡す:そのまま持っていくだけ

AIS Sim2Fly Simは日本で設定してから海外に行けるのが最大の利点

ぼくが購入したのが上記の商品。

最大のメリットはグローバルに使用できるSIMカードということ!!つまり日本で開通手続きをして設定を完了してから海外で使用できるのです。

ヨーロッパで使用できるSIMはたくさんありますが、日本で使用できないのでヨーロッパに到着してから使えないとなると大きな問題です。

せっかく到着してさあ使いたい。となっでも圏外なのですから。圏外なので設定方法を調べることもできません。困った!!が無いのです。

特に今回は自分の旅行ではなく70歳の母の旅行ですからね。

結論としては問題なく使用できました。ヨーロッパにいるのに娘と毎日のようにラインをしていました。ここが楽しかった。料理が美味しい。などなど

料金は3,000円ちょっとで15日間で4GB使用できます。(キャンペーンで6GBでした)

AIS Sim2Fly Simはアマゾンや楽天など主要サイトなら購入することができます。

パッケージには4GB使用できると書いてありましたが開通したら6GBに増量されていました。キャンペーンで2020年1月末までと書いてありました

海外でYouTubeなどをメチャクチャ見るような使い方をしない限り4GBでも十分でしょう。

母はグーグルマップ、ウェブ検索、グーグル翻訳、ライン(写真多め)などで7日間で2GB程度の使用でした。

AIS SIMの容量は6GB

AIS SIMの容量は6GB(タイ語でわかりにくいですが)

通信速度は混雑する昼休み時間でも横浜みなとみらい周辺でテストしたら5MB程度。

肝心の速度ですね。

いくら海外で使用できると言ってもゲキ遅!使い物にならない!!だったら意味がないですからね。

結果的には問題なく使用できました。自宅でチェックしても平均で6Mb/sと十分でした。横浜の繁華街でランチタイムでも5.95Mb/sでしたので満足できるでしょう。

むしろぼくが個人的に契約しているフリーテルSIM(楽天モバイル)よりも高速でした…。

ヨーロッパでの速度チェックは行っておりませんが、普通に使用するには問題がなかったそうです。

AIS SIMの速度

AIS SIMの速度は5.95Mb/sなので問題はありませんね!!

2台持ちになるので面倒だけど格安スマホをルーター代わりにした理由とメリット

上記に書いたとおり母は70歳のため複雑な操作は難しい。

メインで使用しているiPhoneからシムカードを抜いて新しいSIMをいれることは不可能です。

友達と旅行にいくので空港でモバイルルータやレンタルスマホをレンタルする時間や使い方を覚える時間もない。

そんな消去法から自宅に余っているアンドロイドスマホをモバイルルーターとして使用する方法です。

アンドロイドスマホをモバイルルーターとして使用するにはテザリングができること。周波数が対応していること。など必ずチェックを忘れないようにしましょう。

使用していないスマホをモバイルルーターにすることでみんなでWi-Fiが使用できる

最近の70歳はスマホを使用してWi-Fiという言葉を知っている人もいます。

自宅では光回線などからWi-Fiを使用しているのかもしれませんね。今回はスマホをモバイルルーターとして使用することで友達にも海外でネット環境を提供できたみたいです。

これは自分のスマホに差して使う方法だと思いつかなかったかもしれませんね。

2台に分けることで自分メインで使用しているスマホのバッテリー節約になる

モバイルルーターとして使用するアンドロイドスマホは画面を見ることがないのでバッテリーの減少も抑えることができます。

メインで使用するスマホはマップやネットを使用します。

複数に分けることでバッテリーの消費を抑えることができたのはとてもよかったと感じております。

メインのiPhoneの設定を変更することなくそのまま使用できる。

70歳の母にとって使用方法が変わらないまま海外でも使用できるのが最大のメリットでした。

Wi-Fi経由なのでLINEで日本と連絡することも可能でした。SIMカードを入れ替えるとこれはできなくなりますからね。

APNプロファイルなども変更する必要はありません。

盗難や紛失にも防止効果があるかも。最悪モバイルルーター側でも操作できる

万が一になりますが、海外旅行で盗難や紛失にあったときにモバイルルーターとして使用しているアンドロイドスマホもスマホなので使用できます。

70歳の母にとってAndroidを使用するのは未知の世界になりますが、非常事態ですからどうにかして使用するでしょう。そのために適当なGoogleアカウントを作成してGmailを使用できるように設定しておきました。

これは使うことなく無事に帰国してくれました。

AIS Sim2Fly Simのデメリットや注意点。

結果的に問題なく使用できましたが完全無欠の優等生というわけではなく、いくつかの注意点やデメリットがあります。

AISはタイ国の通信会社になります。基本的なサポートは受けられないので自分で格安SIMなどSIMの交換ができるような人ではないと難しく感じるかもしれません。

説明書には英語、中国語、タイ語の3カ国のみとなります。アマゾンで購入したので販売会社(どこでもネット)の日本語マニュアルもありました。

英語とタイ語のショートメッセージがくるので読めない

開通した後にタイ語や英語のショートメッセージがたくさん送信されてきます。

内容は、手続き開始となったよ。いつまで使用できるよ。容量はいくつだよ。みたいなことが書いてあります。

タイ語のメッセージが来るけど慌てないで大丈夫!!

最初のメッセージタイ語

最初のメッセージはタイ語で送られてきます。

日本でドコモに接続されて使用できない。ソフトバンクに手動で変更

ぼくはモトローラのmoto g4 pulsというシムフリースマホを使用しました。

完全に初期化してから使用したのですが購入したSIMを入れたときに日本の通信会社でdocomoに接続されてしまい上手くできませんでした

AISの国際ローミングはソフトバンクの電波を使用しているのでスマホのモバイルネットワークの設定画面の通信事業者から手動で変更しました。

接続が完了した後、海外で使用できないと困るので自動で選択をするにしました。結果的にイタリアで使用することができました。

自分で設定をする必要がある。できない人は割高でもお金の力を使おう。

このように自分でわからず解決できない可能性もあります。

ぼくはSIM関係に詳しいわけではないのでパニックになりつつもネットで情報を見つけて解決できました。

不安な人はお金の力を使ってもいいのではないかと思います。

docomoやAUなどキャリアの国際ローミングはメチャクチャ高い。docomoなら1日2980円です。7日間の旅行なら21000円。

docomo公式サイト:https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/

レンタルWi-Fiなら確実に使用できるしサポートもあります。わざわざ自分でSIMカードを用意する必要もありません。海外専用グローバルWiFi 海外行くなら!イモトのWiFi が有名ですね。

金額は速度や渡航先によって大きく違うので確認が必要ですが、今回のようにイタリアなら7日間で8000円〜10000円くらいです。

本日のまとめ。

3000円ちょっとの出費と自宅に余っていたandroidスマホをモバイルルーター化して設定する手間をかけました。

このあたりの判断は各自わかれるところでしょうね。母には旅行するに当たってプレゼントできたので良かったです。実際旅行中にインターネットが使用できてとても助かった。と言っていました。

もっと安く使用したい人は現地でプリペイドSIMを購入する方法もあります。プランにもよりますが1000円程度で購入できるのではないでしょうか。設定できない。購入できない。などリスクもあるのでオススメはできませんけどね。

無事に使用できて良かったです。AIS SIMとてもオススメです!!

開封したところ

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